土曜更新 日本史 天皇編 今日も桓武天皇軍事(蝦夷征討)と造作(平安京造営)以外にも、積極的に政治改革を推し進めた。

テストに出るポイント。

勘解由使(かげゆし)の設置→国司の交替に際した事務の引き継ぎを厳しく監督させた。 (ということは国司の不正が多かったということだ。)

健児(こんでい)の制の採用→農民の負担を減らすため、東北・九州などを除き、軍団と兵士を廃止し、代わりに郡司の子弟や有力農民の志願による少数精鋭部隊となった。(間接的に武士の出現を期待するようになる。ちなみに平氏は桓武天皇の子孫→桓武平氏、である。)

雑徭の半減(60日→30日)、公出挙の利息減(5割→3割)。雑徭とは労働奉仕。公出挙は種もみの貸付。→これらも農民の負担を減らしたもの

班田収受を励行するために、6年ごと→12年ごとにする。→6年ごとだときちんと行われなくなったことからの措置だが、以降徐々に行われなくなった。

桓武天皇は、長い在位期間のうち天皇の権威を確立し、積極的に政治改革を進めた賢帝といえる。なお、桓武の「」は「恒」と漢字間違いをしないよう注意。次回は平城天皇。

12:50教室入室。

13:30授業スタート。授業に入る。那賀高2年 世界史 ギリシア文明。メソポタミア、エジプト復習。粉河高3年 地理 中国、朝鮮。

15:00紀北農芸高1年 英語 ジョイフルLesson1の2。那賀高3年 日本史 室町中期、文化。那賀高3年 日本史 過去問、テスト範囲復習。

18:00授業終了。明日は11:00より授業。