土曜更新 日本史 天皇編。今日は仲恭天皇。
1221年、鎌倉幕府との戦いに備えるため、順徳天皇は譲位し、4歳の仲恭天皇が即位する。
後鳥羽上皇は北条義時(2代執権)追討の院宣を出す(=承久の乱)北条義時と仲が悪かった三浦義村が朝廷側につくかと思いきや幕府方につくことに。
戦の前に北条政子が御家人の前で演説。(写真 まんが日本史 源氏の滅亡 より)
みな心を一つにしてききなさい。…。故右大将軍(=源頼朝)のおかげで武士の世を作ってくれた。この恩に報いるため幕府側につくか院の側につくか今申し出るがよい。*この「右」は源頼朝が「右近衛大将」だったことからきている。
この演説を聞いた御家人たちの指揮は上がり、たとえ朝敵になっても戦うことを誓う。北条泰時(後の3代執権 御成敗式目を作った人物)を中心に京へ進撃。後鳥羽上皇が全面に出なかったことが大きく響き、幕府軍が圧勝する。
承久の乱で朝廷方が敗北したことにより、後鳥羽上皇は隠岐、(後の後醍醐天皇も隠岐に流されている。)土御門上皇は土佐(後に阿波へ)、順徳上皇は佐渡に流罪に。
即位してわずか78日の仲恭天皇は廃位となる。
3人の上皇の中でも幕府に敵意があまりなかった土御門上皇の血統が皇位をつぐことになる。次回は、後嵯峨、後深草、亀山天皇。
12:50教室入室。
13:30授業スタート。授業に入る。那賀高1生 現社 現社ノート 青年期、人権思想。過去問。明るくて利発な生徒。熱心に話をきいてくれた。粉河高3生 世界史 学校プリント(イギリス産業革命~フランス革命)。
15:00岩出小5年 国算 意見が対立した時、三角形、平方四辺形の面積、分数の復習。帰る用意がいやに手際がいいような…。粉河高3年 世界史 学校プリント。粉河高3生 地理 過去問。(ヨーロッパ、ロシア)
18:00那賀高2生 日本史 平城京~平安京のはじめまで。何度も友人からスマホに着信(マナーモード)があったが、「こんなんどうでもいい。」と振り切り説明を聞くのに集中していた。日によってムラがあるが、のってきた時の集中力は素晴らしい。
19:30授業終了。明日も高校生のテスト対策。13:30より授業。