土曜更新 日本史 天皇編 今日は堀河天皇。1086年白河天皇は譲位し、8歳の堀河天皇が即位する。実権は父の白河上皇にあるようにみえるが、この頃は藤原氏と協調して政治をしていた。(写真 まんが日本史「武士のおこり」より。後ろは白河上皇。くせものといった感じだ。)

テストに出るポイント

後三年合戦(1083~87)→東北の清原氏同士の紛争に源義家が介入。清原清衡(奥州藤原氏の祖)を助けて平定する。源義家は陸奥守(国司=受領)であり、清原氏の争いを抑えたのは全うだが、朝廷が指示したものでないとのことで(争うなとも言われている)源義家に恩賞は出なかった。これは白河上皇が源氏の力を強くしたくない意図があったといわれる。源義家は自分の所領、財産を家臣に分け与え、かえって武士の棟梁として英雄視されるようになる。

尊勝寺の造営。「勝」のつく6つの寺をまとめて六勝寺と言い、白河天皇法勝寺を建てている。(いずれもほぼ消失)白河上皇は娘が亡くなったことから1096年出家し、白河法皇となり、しばしば紀伊の熊野詣高野詣を行うようになる。これらの費用を調達するため、成功(じょうごう、国司の位を売ること)など多くなり、後三条天皇が立て直した規律が乱れるようになる。

堀河天皇は28歳で亡くなり、鳥羽天皇が5歳で即位する。祖父の白河法皇は院の権力を強化し、本格的な院政を始めるようになる。次回は鳥羽天皇。

13:00教室入室。

13:30授業スタート。

16:30授業に入る。紀北農芸高1年 国語 漢字プリント2枚目。今朝はお父さんの手伝いをして、香の川製麺(イズミヤ近く)でうどんを食べたとのこと。うどん1玉でも3玉でも値段は同じらしい。

18:00岩出中3生 英語 新研究 いろいろな文(文型)。

19:30授業終了。明日は休。