土曜更新 日本史内閣総理大臣編 今日は田中角栄(在職:1972.7~74.12)首相になる人は大卒の人が多いが、田中角栄は高等小学校(現在の中1、2)卒で今太閤と呼ばれた。
「日本列島改造論」を選挙公約に、公共投資を拡大し、新幹線、高速道路を全国にめぐらせる計画を実施する。
テストに出るポイント
①日中共同声明(1972.9)→田中角栄は中華人民共和国を訪問。周恩来首相や毛沢東共産党主席と会談。中華人民共和国と国交を正常化する。(写真左は田中角栄、右は周恩来)日本側が戦争における加害責任を認め、反省する態度を表明したうえで、両国間の不正常な状態の終結を共同で宣言し、日本は中華人民共和国を「中国で唯一の合法政府」と認めた。アメリカのニクソン大統領が蒋介石の中華民国(台湾政府)を見限り、中華人民共和国を正当と認めた影響を受けている。(世界史アメリカ大統領編24ニクソン前編参照)
これに伴い日本と台湾政府との外交関係は断絶したが、貿易など民間レベルでは密接な関係が続いている。
②変動為替相場制に移行(1973.2)→世界史アメリカ大統領編25ニクソン後編参照
③第一次石油危機起こる(1973.10)→第4次中東戦争の影響により、OAPEC(アラブ石油輸出国機構)はイスラエル寄りの欧米・日本に対する輸出制限を実施し、これに応じOPEC(石油輸出機構)も原油価格4倍に引き上げた。狂乱物価と言われるほど物価が高騰。トイレットぺーパーの買い占めが起こったのは有名 日本経済はマイナス成長となり、高度経済成長がストップする。
ちなみにOPECは西アジア諸国だけでなく他の産油国(ベネズエラなど)も加盟しているが、OAPECはアラブ諸国のみで構成される。
田中角栄の政治は金権政治と言われ、惜しみなくお金を使ったといわれる。首相退陣後、アメリカの航空会社ロッキードからお金をもらっていたことが明るみに出て、(ロッキード事件)田中角栄は逮捕されることになる(1976.7)
次回は三木武夫、福田赳夫
14:20教室入室
15:30粉河高1生入室 授業開始(16:30)まで教室内で自習
15:55紀北農芸高3生母よりtel 授業に間に合いそうにないので休
16:30授業スタート 授業に入る 粉河高1生 英語 ベネッセ冊子、Leap単語 宿題テスト範囲 テニスダブルスで相手に勝ったのがうれしかったとのこと。
16:45近大和高2生が来ないのでtel 授業があるのを忘れていたようだ。
18:00授業終了 明日の中3生志望校判定テストの準備 明日、中3テスト13:30~16:50で実施