偶数週 木曜更新 世界史 アメリカ大統領編。今日もニクソン

ニクソン=ショック(ドル=ショック)→アメリカ合衆国のドルが国際通貨とされたのは、1944年7月のブレトン=ウッズ協定によるが、これは当時、アメリカ合衆国が世界の工業生産の6割以上を占め、世界の金(「お金」ではなく「ゴールド」のことです)の7割近くを保有して経済覇権を握っていたからである。(金1オンス約31,1グラム=35ドルと定め、各国通貨とドルの換算も一定とする固定相場制。1949年のドッジ=ライン1ドル=360円となる。今は100円ちょっと)

しかし、ベトナム戦争の戦費や社会保障の増大でアメリカ財政が悪化。さらに西ヨーロッパ、日本の先進工業国の躍進によって1971年は1世紀続いていた貿易収支の黒字が赤字となる。そこでニクソン大統領は同年ドルの金兌換停止、10%の輸入課徴金の導入を発表し世界に衝撃を与える。1973年には先進工業国の通貨は変動相場制に移行。当時1ドル=308円

金の兌換(だかん)紙幣不換(ふかん)紙幣の理屈は日本史、世界史とも最も難しい分野の一つである。兌換紙幣必ず金銀と交換できる紙不換紙幣金銀とは交換できない紙幣のこと。不換紙幣の方が価値が低いのかというと理屈でいえばそうなのだが、信用のある紙幣(経済大国の紙幣)であれば不換紙幣でも価値が高いともいえる。(今の日本のお札は不換紙幣である。)

兌換紙幣にしてしまうとお札が大量に刷れないが不換紙幣なら刷ることができる。日本では西南戦争など大きな戦争の時は不換紙幣を乱刷している。

ベトナム戦争は1973年1月にベトナム(パリ)和平協定が成立し、アメリカ軍は南ベトナムからの撤退を実現する。しかし、ウオーターゲート事件(民主党本部への盗聴)が発覚し、ニクソン自身も関与していたことから、1974年に辞任に追い込まれる。

テストには出ないが、大相撲で高見山がアメリカ人初の幕内優勝した時(1972年名古屋場所)、ニクソン大統領から祝電が届いている。

次回はカーター。

14:30教室入室。

15:40那賀高1生がやってきた。授業開始(~16:30)まで教室内で自習。

16:30授業スタート。

18:10那賀高3生とはなし。近大 後期(3/8、9)を受けようか。合格してもケル(入学する気がない)のなら受けても仕方がないが、そうでないなら受けるよう勧める。

19:30授業に入る。岩出中2生 英語 a glass of milk 後半、Unt7の1(受け身)。昨日の話と違ってこのクラスの英語の先生はUnit7も学年末テスト範囲に入れたいと言っているようだ。那賀高2生 世界史 産業革命、アメリカ独立。眠そうだった。

20:10山崎小6生母よりtelあり。今週、来週とも土曜習い事試合で塾にいくことができないので来週、再来週月曜に振り替え。授業に入っていたせいもあり、乱雑な対応になってしまい反省。忙しさを言い訳にしてはいけない。

21:00授業終了。明日は高校生学年末テスト対策実施。13:30より授業。