奇数週木曜更新 世界史 中国皇帝編 今日は孝文(在位471~499)北魏で高校教科書で出てくるのは、拓跋氏、太武帝、孝文帝だが、孝文帝が一番出題される。(「親行」の「」ではじまると覚える)

テストに出るポイント

①積極的な漢化政策鮮卑の服装や言語を禁止

洛陽に遷都→鮮卑の根拠地(満州)に近い平城(へいじょう、現在の大同)から洛陽に遷都。中華を治めるには平城は北に寄り過ぎると判断したためである。孝文帝は住みなれた平城を捨てて洛陽に遷都するのは反対されると予期して、一計を案じ、南朝の斉(せい)への遠征であるとして大勢を率いて洛陽に至った。そこで将軍たちに南征を諌められるが、それに従う交換条件として洛陽に都を移し、落ち着いてしまった。

 孝文帝洛陽漢化政策を大胆に進めていく。彼は全ての人々は人種民族を問わず、最高の文明で統一され、それを享受すべきだという信念があった。鮮卑のみの国ではなく多民族国家を作ろうとしたのである。

この漢化政策は元(モンゴル民族)や清(満州民族)も採りいれている。

均田制三長制の実施→均田制は農民に土地を支給。死後返させるもの。隋・唐もこの制度を踏襲している。三長制は5家を隣、5隣を里、5里を党とし、それぞれに長をおく村落制度

仏教の保護→太武帝の道教保護、仏教弾圧に対して、孝文帝仏教を保護。石窟寺院(竜門(洛陽付近)、雲崗(うんこう、平城付近)、(とんこう、西域への入り口))の建築。ちなみに私が子供の頃、敦煌という映画があった。西田敏行が出ていたような。

孝文帝の積極的な漢化政策鮮卑の軍人は反発し反乱をおこす。それをきっかけに北魏は東西に分裂し、さらに東魏は北斉に、西魏は北周に倒される。その後、北周の軍人である隋の楊堅が北朝を統一した後、南朝の陳を倒し、中国を統一する。

次回は楊堅。

14:20教室入室

14:50那賀高2生入室 授業開始(~16:30)まで教室内で自習

15:00授業スタート 授業に入る 那賀高1生 地理 地理プリント復習(南、西アジア、アフリカ、EU) 今日の歴史のテストはできた。那賀高2生 日本史 鎌倉時代

16:30岩出中1生 英語 英語のワーク Unit10  那賀高2生 地理 エネルギーと鉱産資源 復習

18:00那賀高1生 地理総合 地理プリント復習 今日の歴史のテストはできたとのこと 紀北農芸高2生 英語 vista Lesson5 復習

19:30二中2生 英語 ジョイフル Unit7の2、3(受け身) 岩出中3生 英語 県立高2019①~⑤の途中

21:00授業終了 和高専受験の中3生は連絡がなかったのでダメだったのだろう。県立高入試対策日程表を送付する。明日も15:00より授業