奇数週木曜更新 世界史 中国皇帝編 今日は拓跋氏(たくばつし)

華北では匈奴をはじめ遊牧民族によってたてられた政権が興亡した。(五胡十六国)五胡ごこ)は、中国の3 – 4世紀に、北方や西方から中国に移住した匈奴鮮卑(せんぴ:満州民族)(けつ:匈奴の別種)・西方から(てい)と(きょう)の5つの非漢民族(少数民族)を指す。 五胡に通じる短命な16国以上の興亡があるが、その中で鮮卑拓跋氏(たくばつし)が北魏を建国する。

都は平城(へいじょう:現在の山西省大同:洛陽の東北東、冀州の西) 写真は雲崗(うんこう:平城近くにある)にある拓跋氏(道武帝)石窟寺院)

拓跋氏の「」のつくりは「友」ではない。禊祓(みそぎ・はらえ)の「祓」のつくりである。

拓跋氏の後、3代皇帝の太武帝が華北を統一する。

次回は太武帝

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