土曜更新 日本史 内閣総理大臣編。今日も第一次 桂太郎。ロシアと戦争するかどうか日本国内の世論として、非戦論(内村鑑三キリスト教徒幸徳秋水・堺利彦社会主義者、日露戦争後、与謝野晶子が弟に対する「君死にたまうことなかれ」という反戦詩を「明星」に発表)もあったが、開戦論(対露同志会や「万朝報」「国民新聞」←徳富蘇峰)が強く、1904年、日露戦争がはじまる。

日本はロシアと戦う前にイギリス日英同盟を結び、戦況が膠着した時、アメリカ大統領セオドア=ローズベルト(世界史 アメリカ大統領編9 参照)に仲介を頼むという外交根回しをする。(どちらも日本勝利にかなり影響を及ぼすことに)

陸軍 旅順要塞の占領→奉天会戦

海軍 日本海海戦(日英同盟が功を奏し、スエズ運河を封鎖、バルチック艦隊の日本海到着を遅らせ撃沈させる)

日本は戦費の欠乏、国力の限界に近づいていたが、ロシアは血の日曜日事件(労働者の請願運動をニコライⅡ世の近衛兵が銃殺した事件)が起き、革命が起こりかねない状況になり、戦況が膠着する。ここで日本の根回し通り、セオドア=ローズベルトが仲介に入り、ポーツマス条約(日本全権 小村寿太郎 ロシア全権 ヴィッテ)を結び、日本の勝利に。

ポーツマス条約の内容として

・韓国に対する日本の指導権、監査権の承認→日本の韓国進出に異議を唱える国がいなくなってしまう

・清から旅順・大連を租借→三国干渉で遼東半島を清に返還していたものを取り返すことに成功。

・長春以南の鉄道(南満州鉄道)と付属権(石炭、鉄鉱石、線路の土地)の譲渡。

・北緯50度以南の樺太の割譲。

しかし、賠償金要求は拒否され、日本国民の反発を受ける→日比谷焼き討ち事件

なにはともあれ、ロシアに勝ったことは日本が大国への格上げが認められたことにつながったといえる。次回は第一次 桂太郎の時の日韓関係について。

12:50教室入室

13:30授業スタート

15:00授業に入る。岩出小6生 算国 春のいぶき、文字と式。那賀高2の姉(塾生)はコロナ発生クラスで自宅待機中だが、症状はでておらず元気とのこと。那賀高3生 日本史 室町時代中期、戦国時代。今日も集中してがんばっていた。

16:25初芝橋本高1生母よりtel。本人まだ帰ってきていないので、18:00からの授業のみに。

16:30紀北農芸高2生 数学 学校プリント、ポイントノート 二次関数。

17:05初芝橋本高1生入室。授業をはじめる。今まで英社は自分が指導してきていたのだが、高校が始まってからずいぶん馴れ合いになり、勉強を教えるより愚痴を聞く時間が長くなってきていたので、今日は先生を変えてみた。やる気が出たとはいえないが、少なくとも時間内は勉強するようになったのでしばらくこれで様子を見てみようと思う。

19:30授業終了。明日も13:30より授業。