
土曜更新 日本史戦国大名編 今日も豊臣秀吉 太閤検地について(写真は中学歴史教科書より)
太閤検地→太閤とは、前に関白であった人の尊称のこと。戦国大名は自己申告の検地(指出検地)をしていたが、自己申告だと都合のいいようにごまかされることがあるため、秀吉は役人を派遣し、厳格に調べさせ、田畑に上・中・下・下々という等級をつけた。土地の面積表示を町・段・畝・歩に統一し、枡の容量は京枡に統一(日本史で枡の統一は後三条天皇の宣旨枡(日本史天皇編30後三条天皇③参照)と豊臣秀吉の京枡の2つを覚えるのがポイント)
村ごとに田畑・屋敷地の面積・等級を調査しその石高を定めた。この結果、全国の生産力が米の量で換算される石高制が確立した。
また太閤検地は荘園制のもとで一つの土地に何人もの権利が重なりあっていた状態を整理し、検地帳には実際に耕作している農民の田畑と屋敷を登録した(一地一作人) この結果、農民は自分の田畑の所有権を法的に認められることになったが、自分の持ち分の石高に応じた年貢などの負担を義務づけられることになった。
秀吉は天下統一を終えた1591年、全国の大名に対し、その領国の検地帳と国絵図の提出を命じた。これにより、全ての大名の石高が正式に定まり、大名は支配する領国の石高にみあった軍役を奉仕する体制ができあがった。
次回も豊臣秀吉 刀狩について
14:30教室入室
15:00授業スタート 授業に入る 中3生 理科 地震、火山岩 30㈯開講の件は本人には伝えたが、母親にも話した方がよさそうだ。
16:30授業終了
18:50那賀高3生にtel ㈪の授業英語→国語に変更 留守telにふきこむ
明日は休 ㈪は15:00より授業