土曜更新 日本史 征夷大将軍編 今日は足利義満(在位:1369~1395)室町幕府3代将軍
1367年11月、父である2代将軍足利義詮が重病となる。義詮は死期を悟り、足利義満に政務を委譲し、細川頼之を管領として足利義満の後見・教導を託した。同年12月に義詮は死去し、義満はわずか10歳で将軍家の家督を継いだ。
なお管領とは室町幕府の将軍に次ぐ役職で細川・斯波・畠山が管領になる家格があった(三管領という:鎌倉時代でいう執権とほぼ同じ)
テストに出るポイント
①花の御所の造営(1378)→京都の室町(同志社大学付近)に邸宅を造営。「室町幕府」の語源となる。
②南北朝の合一(1392年)→南朝(大覚寺統)の後亀山天皇が皇位を放棄 天皇家は北朝(持明院統)の後小松天皇に統一(参考:日本史天皇編:日本史天皇編46後亀山天皇(南朝)後小松天皇(北朝))
③室町幕府の機構がほぼ整う→管領の他に、四職(ししき:京都内外の警備や刑事裁判をつかさどる侍所の長官、所司)赤松・一色・山名・京極の4氏から任命された。
侍所(四職)、政所(主に幕府の財政)、問注所(文書の保管)があったが、鎌倉幕府とは意味合いが異なる(特に問注所の意味が鎌倉幕府→裁判、室町幕府→文章の保管、が以前はテストに出ていたが、最近はあまり出題されなくなっている)
幕府直轄軍・直轄地
幕府直轄軍→奉公衆といい、古くからの足利氏の家臣、守護の一族、有力な地方武士を集めて編成
幕府直轄地→御料所といい諸国に散在する
幕府の財政は、御料所からの収入、守護の分担金、地頭・御家人に対する賦課金などでまかなわれた。しかし、それだけでは室町幕府の収入は十分ではなかったことから、京都で高利貸を営む土倉や酒屋に土倉役・酒屋役を課し、交通の要所に関所を設けて関銭・津料を徴収 さらに室町幕府の保護下で広く金融活動をおこなっていた京都五山(天竜・相国・建仁・東福・万寿)にも課税した。
さらに、朝廷の権限を幕府に移す→段銭(全国の土地にかけた税)の徴収権などを室町幕府の管轄下におく。
次回も足利義満 守護の統制と勘合貿易について
12:50教室入室
13:30授業スタート 授業に入る 二中2生 英語 ジョイフル Unit7の1~4。
13:45粉河高1生入室 授業開始(16:30)まで教室内で自習 今日の授業開始は15:00からと思っていたようだ。
18:00授業終了
19:40粉河高1生よりtel 明日の授業、できれば遅くしてほしいとのことだが、明日は厳しいので予定通りにしてもらった
引落月謝案内作成中 明日も13:30より授業