土曜更新 日本史 内閣総理大臣編 今日は加藤友三郎(在職1922.6~1923.8)。立憲政友会の高橋是清が総辞職した後、立憲政友会の後押しを受け首相に任じられる。加藤友三郎といえば日本の軍縮となるワシントン条約を調印(日本史内閣総理大臣編22高橋是清参照)。海軍出身ながら高橋是清前首相からの協調外交を受け継いだ。
山梨軍縮→山梨半造陸相の軍縮。海軍は加藤友三郎が軍縮。老朽艦の廃棄や戦艦建造の中止が実現。3代後の加藤高明首相の宇垣一成陸相の宇垣軍縮も入れると、兵員9万3000人の削減となり、1921年の国家歳出(一般会計)の5割近かった軍事費が、1926年には27%に減じている。
軍縮がずっと続けば戦争も起こらなくてよかったのにと考えてしまうが、昭和に入り世界恐慌に突入すると各国そこまでする余裕がなくなってしまう。
加藤友三郎首相の時代は他にシベリア撤兵完了(1922.10)、石井・ランシング協定廃棄(1923.4)があるが、大学入試、高校定期テストではほとんど出ない。
加藤友三郎は大腸がんのため首相在任中に病死。山本権兵衛が首相となる。なお、加藤友三郎死去(1923.8.24)の8日後に関東大震災(1923.9.1←現在の「防災の日」の由来となっている)が起こっている。次回は第二次山本権兵衛。
14:20教室入室
15:00授業スタート。授業に入る。岩出小6生 国算 時計の時間、心の時間 確認テスト、分数 確認テスト。漢検は受験できない(修学旅行の日とぶつかる)ので音訓と部首の問題はとばして宿題に出すことに。
16:30授業終了。静かな日。明日は休。(月)は15:00より授業。