奇数週木曜更新 世界史 中国皇帝編 今日は司馬睿(えい:在位317~322)。山西(さんせい)で挙兵した匈奴の首都洛陽をおとしいれ(永嘉の乱)、は滅んだが、その一族の司馬睿が江南の建康(今の南京)で即位し、を復興した(東晋)しかし、勢力は回復せず国力は弱体だったという。

華北では匈奴をはじめ遊牧民族によってたてられた政権が興亡した。(五胡十六国)五胡ごこ)は、中国の3 – 4世紀に、北方や西方から中国に移住した匈奴鮮卑(せんぴ:満州民族)(けつ:匈奴の別種)・西方から(てい)(きょう)の5つの非漢民族(少数民族)を指す。 五胡に通じる短命な16国以上の興亡があるが、その中で鮮卑拓跋氏(たくばつし)が北魏を建国する。

仏教の浸透の時代仏教はまだ外国のもの(仏教はインドのガウタマシッダールタ=釈迦が始祖)という感じであったが、シルクロード経由でグプタ朝(インド)へ行き仏典を持ち帰った法顕(ほっけん)→代表作「仏国記」や鳩摩羅什(くまらじゅう)による仏典の漢訳が行われるようになり、中国に仏教が浸透されるようになっていく。

書道王義之(おうぎし)、絵画顧愷之(こがいし)→代表作 女史箴図(じょししんず:女性は外見だけでなく中身も磨かなければいけないとしている) 王義之顧愷之とも「」で終わると覚える。唐の書家 顔真卿(がんしんけい)、山水画家 呉道元、と間違えないようにする。

詩人の陶淵明(代表作 帰去来の辞) こちらも唐の李白、杜甫、白居易と間違えないようにする。

五胡十六国による華北支配と司馬睿が建国した東晋華南支配により中国は南北に分裂する時代が隋の統一まで続くことになるが、中国の南北朝時代とは厳密には北魏太武帝(たいぶてい)華北を統一してから(北朝)、南朝東晋の後できた宋(宋、の順番は定期テストで頻出)からが始まりとされる。

東晋、南朝の文化は貴族文化の影響を強く受けている。

なお、高校世界史で「司馬」がつく人物は「司馬遷」→「史記」の作者、「司馬炎」「司馬睿」「司馬光」→北宋の王安石の改革に反対する保守派、「資治通鑑」の作者でもある。漢文では「司馬懿」(しばい)が出ることもある→「死せる孔明生ける仲達(司馬懿)を走らす」の故事あり。

次回は拓跋氏

12:50教室入室

13:30授業スタート。授業に入る。岩出中3生 英語 冬休み宿題 半分ほど終わった。

15:10那賀高2生がやってきた。授業開始(16:30)まで教室内で自習

16:10岩出中3生がやってきた。授業開始(16:30)まで教室内で自習

16:20近大和高1生がやってきた。授業(18:00)まで教室内で自習

16:50岩出小6、那賀高2生父よりtel。二人ともしばらく休み

18:00岩出中3生 英語→社会 冬休み宿題を仕上げた後、もし英語、社会間違い直し、新研究社会 地理のまとめ

19:30紀伊中1生 英語 冬休み宿題プリント仕上げる。二中2生 英語 英検テキストでcanの復習の後、ジョイフルコピーでUnit6の1(比較)復習

21:00授業終了。明日も13:30より授業