土曜更新 日本史 内閣総理大臣編。今日は加藤高明(「たかあき」と読む、安和の変(969年)で左遷された源高明は「たかあきら」と読む。在職1924.6~1926.1)憲三派(憲政会立憲政友会革新倶楽部)の連立内閣を組織した憲政会総裁の加藤高明が首相となる。(写真は中学 歴史教科書より)加藤高明犬養毅までの8年間は立憲政友会憲政会(後の立憲民政党)という二大政党が交代で内閣を組織する「憲政の常道」が続いた。(「」→立政友会、「」→憲会)

テストに出るポイント。

普通選挙法公布(1925.5)→選挙公約である普通選挙法成立。これにより満25歳以上の男性が衆議院議員の選挙権を持つことになり、有権者はいっきょに4倍に増えた。

治安維持法公布(1925.4)→普通選挙法公布に先がけ、「国体」の変革→天皇制、や私有財産制度の否認を目的とする結社の組織者、参加者を処罰することを目的とする。制定当初の目的は、日ソ国交樹立日ソ共同宣言(1925.1、幣原喜重郎外相による協調外交の一環)による共産(社会)主義思想の波及を防ぎ普通選挙法の成立による労働者階級の政治的影響力の増大に備えることにあった。

これらは、「アメムチ」に例えられる。アメ普通選挙法ムチ治安維持法

立憲政友会が陸軍・長州閥の田中義一を総裁に迎え、革新倶楽部を吸収すると護憲三派の提携はこわれ、加藤高明内閣は憲政会の単独内閣となる。1926.1月に加藤高明は首相在任中に病死、憲政会の総裁を継いだ若槻礼次郎が内閣を組織する。

次回は第一次若槻礼次郎。

14:30教室入室

15:00授業スタート。授業に入る。岩出小6生 国算 確認テスト 森へ、見積もり、分数の割り算。

16:30紀北農芸高2生 作文 宿題の作文を完成させる元気そうだった。

18:00授業終了。明日は休。(月)は16:30より授業。