土曜更新 日本史征夷大将軍編 今日も足利尊氏(写真が現在の教科書に載っている足利尊氏)

テストにでるポイント

観応の擾乱北朝内部の仲間割れのこと。足利幕府ははじめ足利尊氏を中心に弟の足利直義と執事の師直(こうのもろなお)の3人による政治であったが、堅実派の足利直義と大雑把な高師直が対立する。足利高師直の言い分をきき、足利直義から息子の足利義詮(後の2代将軍)に政務を交代させたため、足利直義は南朝側についてしまう。このようなことから北朝は南朝の息の根を止められず、南北朝の対立は約60年間続くことになる。

また、この時代は単独相続が一般的になり(鎌倉時代は分割相続)、足利尊氏足利直義のように血縁の中で敵味方に分かれることがあり、血縁的結合より地縁的結合の方が強かった

天竜寺建立→後醍醐天皇の冥福を祈るため臨済宗の夢想疎石のすすめで、天竜寺を建立しようとし、その造営費調達のため天竜寺船を元に派遣した(1342年) 結果として敵になったとはいえ足利尊氏後醍醐天を尊敬していたことを示したものであるといわれる。

守護大名の権限強化→幕府は地方武士を動員するために、守護の権限を大幅に拡大した。その内容として

ア、鎌倉幕府の守護の職権であった大犯三ヵ条(謀反人・殺害人の逮捕と京都警備)に加え、刈田狼藉(自分の所有権を主張して稲を一方的に刈り取る権限や使節遵行(しせつじゅんぎょう:幕府の判決を強制執行する権限)を持つことに。守護がパワーアップしたものが守護大名と考えるといい。なお、刈田狼藉は「田を刈る」ので稲を刈り取る意味の方だと覚えておくとテストで間違いにくい。

イ、半済令→守護に一国内の荘園や公領の年貢の半分を徴発する権利 つまり年貢(税)の半分を守護が自分のものにできるので守護に大甘になる。初めは近江・美濃・尾張の3か国に限定されていたが、全国的に行われるようになり、幕府より守護の方が強い状態を作ることになった。守護の力が強くなったことで荘園や公領の領主が年貢徴収を守護に請け負わせる守護請がさかんに行われるようになる。

鎌倉公方を足利基氏(もとうじ)に→鎌倉はもと幕府があったところで京都に次ぐ重要地であったことから足利尊氏の4男である足利基氏が鎌倉公方になる 後に足利幕府将軍と鎌倉公方は同じ足利氏ではあるが対立することが出てくる。

足利尊氏(初代将軍)と足利義詮(2代将軍)は南北朝を統一できず、足利義詮の長男である足利義満が10歳で将軍になる。

次回は足利義満

12:50教室入室

13:30授業スタート 授業に入る 岩出中2生 社会 白プリント 市民革命、大政奉還 2枚のうち1枚を学校に忘れたとのことで後ろに座っている岩出中2生の白プリントを借りてコピーさせてもらった 前のテストの時もプリントを忘れて同じ生徒にコピーさせてもらったような…。那賀高1生 英語 ランドマークワーク Lesson9 review、Lesson10の4とreview、過去問一題。

15:00岩出中2生 社会 白プリント2枚(市民革命~地租改正) 来週(水)は英語塾の日だが、英語の試験が(水)で終わっているので休んでこちらの授業に来たいとのこと こちらもそうした方がいいと思い急遽授業を入れることに 粉河高1生 英語 applauseワーク 接続詞、関係副詞。明日は英検二次試験(和附属中)→塾授業2コマ→バイトとこの生徒にはきついスケジュールだ。

15:20粉河高1生入室 授業開始(16:30)まで教室内で自習

16:30粉河高1生 英語 applauseワーク 関係副詞

18:00授業終了

18:20体験授業終了し、学年末テスト対策授業に入っている岩出中2生父にtel 月謝引落書類を持ってきてくださいと催促 本人に手渡したのでちゃんと届いているのか気になって連絡した

明日も13:30より授業