土曜更新 日本史内閣総理大臣編 今日は第三次近衛文麿(在職1941.7~10) 太平洋戦争の開戦となる真珠湾攻撃が1941.12なので太平洋戦争直前の内閣となる。アメリカとの衝突を避けたい第二次近衛文麿内閣は対米強硬論をとる外相松岡洋右を更迭(わかりやすく言うとクビ)するためいったん総辞職。第三次近衛文麿内閣を組閣する。(写真は組閣時、前列中央で手を組んでいるのが近衛文麿。その2人左が次の首相となる東条英機)
テストに出るポイント
①南部仏印進駐(1941.7)→仏印とはフランス領インドシナ(ベトナム、ラオス、カンボジア)を指す。北部仏印では北ベトナムのハノイを占領。フランスがドイツに降伏したため、空白地となった仏印を全てとり、さらに石油が豊富なインドネシア(オランダ領だったが、オランダもドイツに降伏していたため空白地帯となっていた)をとり日本の資源を確保するねらいがあった。日本は南部仏印を実行し、南ベトナムのホーチミンを占領。
これに対し日本に脅威を抱いたアメリカは在米日本資産を凍結し、対日石油輸出禁止を決定した。イギリス、オランダ、中国も同意し、日本に対する「ABCD包囲網」が確立する。(Aはアメリカ(America)、Bはイギリス(British)、Cは中国(China)、Dはオランダ(Dutch)。つまりそれぞれつづりの頭文字をとっている)
これに対しこれまで開戦に消極的であった海軍も2年分ほどしかない国内の石油備蓄が尽きる前に開戦して、南方の石油資源を確保すべきという考えが出るようになる。
②帝国国策遂行要領を決定(1941.9)→9/6の御前会議で、日米交渉の期限を10月上旬と区切り、交渉が成立しなければアメリカ(およびイギリス・オランダ)開戦にふみ切ることを決定。
日米交渉は、アメリカ側が日本軍の中国からの全面撤退などを要求したため、妥協点を見いだせないまま10月半ばをむかえる。
日米交渉の継続を希望する近衛文麿と、交渉打ち切り・開戦を主張する東条英機陸軍大臣が対立。10/16に第三次近衛文麿内閣は総辞職。
木戸幸一(木戸孝允の孫)内大臣は9/6の御前会議決定事項を白紙にすることを条件に東条英機を後継首相に推挙。陸相、内相を兼任する形で東条英機が組閣する。
次回は東条英機
14:30教室入室
15:00授業スタート 授業に入る 岩出小6生 国算 大切な人、算数のまとめ 水曜は雪の中、小1の子と学校に行こうとしたが、小1の子が「もう無理」と言ったため、引き返し学校を休んだとのこと。これは賢い判断だと思った。岡田からだと岩出小学校まで歩いて40分ほどかかるとのこと。いくらなんでも遠すぎないか。
16:30根来小5生 国算 想像力、正多角形 火曜大雪のため休のぶんの振替授業。水曜のハンドボールも行くことができなかったとのこと。紀北農芸高2生 英語 vista Lessn5の3とexecize 来週末の修学旅行(長野)のはなし
18:00授業終了
18:20水曜に問い合わせのあった二中1生母本人入室 体験英数で入ることに。
明日は休 月曜は16:30より授業