偶数週 木曜更新 世界史 アメリカ大統領編 今日もフランクリン=ローズベルト。世界恐慌対策として、ニューディール政策を打ち出し、ファシズム諸国(ドイツ、イタリア、日本)の攻勢には中立の立場だったが、大規模な軍備拡張を開始するとともに、イギリスなど連合国への援助を強化する。
テストに出るポイント。
①貸与法→1941年3月、イギリス、ソ連などに武器や軍需品をおくり、反ファシズム諸国支援の姿勢を明確にする。
②ABCD包囲網→日本の軍事進出の動きを牽制し、日本への石油供給を停止。イギリス、オランダ、中国もこれに同調。A=アメリカ、B=ブリティシュ(イギリス)、C=チャイナ(中国)、D=ダッチ(オランダ)のこと。日本は石油を約70%アメリカ、イギリスから輸入していたので、資源を求めてインドシナ半島南部に進出する。(南部仏印)
③太平洋戦争に突入→1941年4月から行われていた日米交渉が行き詰まる。(アメリカからの最後通告 ハル=ノートの内容は、日本に対し、東南アジア、中国から軍を引き、満州事変以前の状態に戻すことだった。)ハル=ノートを日本は拒否し、同年12月8日、日本海軍はハワイのパールハーバー(真珠湾)を奇襲。太平洋戦争が始まる。日本は開戦半年でマレー半島、香港、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ソロモン諸島、ビルマ(インドの右)を占領。
しかし、1942年6月にミッドウェー海戦で日本が大敗すると、アメリカの反撃が始まる。
なお、第二次世界大戦と太平洋戦争は厳密にいうと違うので注意。(第二次世界大戦は1939年 ドイツがポーランドに進軍して開戦。太平洋戦争は1941年 日本がハワイのパールハーバー=真珠湾を奇襲して開戦。日本が一番最後に降伏したので、どちらも終戦は同じ=1945年8月15日)
次回は戦後処理会談でフランクリン=ローズベルトが関わっているものを紹介していく。
14:20教室入室。
14:30那賀高3年生父よりtel。指定校推薦内定と面接などのはなし。本人もよく考えて結果が出て、お父さんも喜んでくれてよかった。
16:30授業スタート。
17:50那賀高2生よりtelあり。昨日の無断欠席について詫びのtel。「お母さんに言われたの?」と聞くと、「ううん。自分で考えてtelしたとのこと。」そう信じよう。
18:20粉河高3年 2人 那賀高は指定校内定が出たが、粉河高はまだ。指定校申込み締切日が那賀高は9/2(木)、粉河高は7(火)だったのでタイムラグはある。
21:00授業終了。明日は18:00より授業。