「岩出地名由来」の記事一覧
偶数週木曜更新 岩出地名由来 今日は波分(はぶ) 昔は土生と書いた。紀伊続風土記には土生、埴生などを正字とす、とあり、後年波分とかわった。この地領は広く平坦である。土生とは土地の生産力のあるを意味し埴生の埴は質の緻密な黄 […]
偶数週木曜更新 岩出地名由来 今日は赤垣内(あかがいと) 村名は、赤沼、黒田などと同様に、この地の土色の赤を採り垣内の上に冠らして名づけたようである。当垣内は地勢が南低の岬状をなしているため、北方の市姫(市場の祭神)社裏 […]
偶数週木曜更新 岩出地名由来 今日は曽屋 古くは増屋または増谷とも書いたが、その後苧屋と書くのが正しいとされていた。根来全盛のころ苧麻(からむし)を売るのを業とするものも多かったので苧屋(そや)といった。それが曽屋と書 […]
偶数週木曜更新 岩出地名由来 今日は堀口(写真:堀口にある交通公園) 村の南端の口に、小さな堀池があった。当村は荒田神社の神幸の地で、字を松の下といって神幸のとき水垢離(みずこり:神仏に祈願する時に、冷水を浴びる行為)を […]
偶数週木曜更新 岩出地名由来 今日は水栖 児玉ノ記に、水洲と書いたのがある。葛城山脈の水を受けて、土地も広々とし、水の集る地というので水栖といわれた。元来、栖とは動物が棲息し留まって休む意で、水栖とは水棲動物が群がるよう […]