奇数週木曜更新 世界史イギリス王室・首相編 今日もロイド・ジョージ首相

ロイド・ジョージ挙国一致内閣→第一次世界大戦が始まる(1914年)とアスキス内閣の軍需相となったが、その戦争指導をめぐり、より積極的な戦時態勢をつくることを主張してアスキスと対立するようになる。1916年12月に保守党の協力を受けてアスキスに替わって首相に就任、チャーチル海相を復帰させるなど挙国一致連立内閣を組閣した。ロイド・ジョージは世論に働きかけて戦争への積極姿勢を示し、またインドなど帝国内の植民地の協力を求めた。自由党・保守党・労働党の三党が戦争という非常事態にあたって挙国一致の協力体制を作りあげる。

不誠実で矛盾した対外行動→第一次世界大戦に勝利するため、ラブ人の実力者フセインとの間で秘密協定であるフセイン・マクマホン協定を結び(1915年)、さらにフランスロシアとの間でオスマン帝国領土を分割することの秘密協定としてサイクス・ピコ協定結んだ(1916年)

さらにのパレスチナにユダヤ人の国家を建設することを認めたバルフォア宣言を出す(1917年)

特にフセイン・マクマホン協定バルフォア宣言は第一次世界大戦後、連合国(イギリスなど)が勝利した場合、アラブ人ユダヤ人ともパレスチナを分割(国家建設)を約束した後先を考えない二枚舌となり、今でもアラブ人ユダヤ人の争いが続く原因となっている。

さらにイギリスは敵国イタリアに対して、未回収のイタリア(南チロルトリエステ)などの領土譲渡を約束し、連合国側に参戦させた(ロンドン秘密条約) しかし、イタリアは寝返って連合国側についたのと、第一次世界大戦後のパリ講和会議においてアメリカ大統領ウィルソンが秘密外交の禁止を掲げたことから、イタリアは南チロル・トリエステは得たものの、それ以上の領土が得られなかったことから不満が募り、第二次世界大戦時はイギリスアメリカとは対立するようになる。

次回もロイド・ジョージ 第一次世界大戦後について

14:30教室入室

15:00授業スタート 授業に入る 那賀高3生 英語 大経大 2022 第3問、4問 近大と大経大のオープンキャンパスに行ってきて近大がよかったので近大に志望校変更 那賀の文系は那賀に指定校がある?

17:35粉河高2生入室 授業開始(18:00)まで教室内で自習。 9/11(木)文化祭の日、塾をどうするか

21:00授業終了 明日も15:00より授業