偶数週木曜更新 世界史 アメリカ大統領編。今日はブッシュ(在任2001.1月~2009.1月)湾岸戦争後、ペルシャ湾岸地域にアメリカ軍の駐留が続き、パレスチナ問題も未解決な状況下で、イスラム急進派のなかでは反米感情が高まっていった。
①アメリカ同時多発テロ(2001.9月11日)→アメリカ合衆国の旅客機が乗っ取られ、ニューヨークとワシントンのビルに突入。共和党のブッシュ大統領はアフガニスタンのターリバーン政権の保護下にあるイスラーム急進派組織アル=カーイダが事件の実行者であるとして、同年10月、同盟国の支援のもとにアフガニスタンに対し軍事行動をおこし、ターリバン政権を打倒した(対テロ戦争)
その後、アフガニスタンには国際連合の主導で暫定政権が成立し、国内復興につとめているが、治安の悪化は続いている。
②イラク戦争(2003.3月)→フセイン政権が中東地域の脅威、大量破壊兵器を保有しているとの理由で、イギリスとともにイラクを攻撃、フセイン政権を倒す。イラクは米英軍を中心にした占領統治下におかれ、日本も復興支援のため自衛隊を派遣。2004.6月、イラクの暫定政権に主権が委譲されたが、外国軍の駐留や暫定政権に対する反対が続いており、正常化への道は険しい現状である。しかし、開戦理由である大量破壊兵器は所有していなかったことがわかり、ブッシュ大統領の支持率がガタ落ちする。
③リーマン・ショック(2008.9月)→投資銀行のリーマン・ブラザーズが破綻。その原因はサブプライムローン(低所得者層や信用情報が低い人向けの住宅ローン)であった。リーマン・ショックは日本にも不景気をもたらし、当時、近大生物理工学部に通っていた元塾生が就職できないと母親がぼやいている話をきいたことがある。→結局、父の仕事の手伝いをしているそう。
次回はオバマ。
14:30教室入室
18:00授業スタート。那賀高2生 昨日休みぶん→明日に授業をすることに。中間テストはまずまずよかったようだ。
19:30授業終了。月謝案内郵送。明日も18:00より授業。