土曜更新 日本史戦国大名編 今日も豊臣秀吉(写真は那賀高3生期末テストより)

秀吉は、信長の後継者としての道を歩みながらも、軍事的征服のみによらず、1588年に京都に新築した聚楽第(じゅらくてい)に後陽成天皇を迎え歓待し、その機会に諸大名に天皇と秀吉への忠誠を誓わせるなど伝統的支配権を巧みに利用して新しい統一国家をつくりあげた(日本史天皇編47後陽成天皇参照)

豊臣政権の経済的な基盤は莫大な蔵入地(直轄地のこと)にあり、佐渡・石見(いわみ)・大森・但馬生野などの主要な鉱山を直轄にして、天正大判などの貨幣を鋳造した。さらに京都・大阪・堺・伏見・長崎などの重要都市も直轄に。さらに秀吉は堺の千利休、博多の島井宗室ら豪商を統制下においた。

*直轄地の名称の変遷

御料所→室町幕府の直轄地(日本史征夷大将軍編11足利義満(前編)参照)

蔵入地(くらいりち)→豊臣政権の直轄地

幕領(天領)→江戸幕府の直轄地

五大老五奉行の設置→豊臣政権は秀吉の独裁が著しく、中央政府の組織の整備が十分行われなかった。有力大名を五大老(徳川家康・前田利家など)として重要政務を合議させ、腹心の家臣を五奉行(石田光成など)として政務をさせた。

次回も豊臣秀吉 太閤検地について

14:30教室入室 入室前にカレー屋の前で大西さんと小林さんにあった 壁にクジャクの絵を描いていた 小林さんは帽子をかぶっていたが、炎天下なのできついのではと思った。

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16:30授業終了

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